信頼を築く、寄り添いの力で変わる
- hysbrmk114
- 1月29日
- 読了時間: 2分
「利他心」とは、相手の幸せを考えて行動することです。自分の利益や感情だけを優先する「私心」では、信頼を築くのは難しいものです。実際、私も過去に「私心」にとらわれて苦しんだ経験があります。
高校時代、私は人間関係がうまくいかず、学校に通えなくなる時期がありました。そのとき、他人の気持ちや立場を考える余裕がなく、孤独感に悩んでいました。でも、支えてくれる家族やカウンセラーの先生に助けられ、「自分だけが正しい」ではなく、相手の考えに耳を傾けることがどれほど大切かに気づきました。
年月を経て、手話の指導や講演活動を通じて、私は「利他心」の大切さを感じています。例えば、手話を教えるときには、相手の目的やペースに合わせて、単に知識を伝えるだけではなく、相手の環境や経験、学び方を尊重するようにしています。これにより、知識が伝わりやすくなるだけでなく、相手の背景や考え方に合わせた必要な情報を加えることができ、より効果的に学びを深めてもらっています。実際、お客様から「こういう内容が知りたかった」「ずっと疑問だったのが解決できた」といった感想をいただくことが増えました。
講演活動では、参加者の年代や経験に合わせた言葉選びを意識しています。その結果、目の前の人々が興味を持って積極的に質問や意見を表現してくれるとき、「相手に寄り添うことで心が通じる」という喜びを深く感じます。どんなに異なる背景を持つ方々でも、相手を理解しようとする姿勢が信頼を築き、心が通じ合う瞬間を生み出すことに大きな意味があると実感しています。
京セラ・KDDIの創業者、稲盛和夫さんは「利他心」を大切にしていました。利他心とは、相手の幸せを考え、誠実に行動することです。譲歩することだけではなく、相手を思いやり、積極的に手助けする姿勢が大切です。たとえば、親切に対応してくれる店員さんに好感を持つように信頼を生み、その信頼が人生を豊かにします。
私も日々、「相手のために何ができるか」を考えるようにしています。「信頼は行動から生まれる」と言われるように、小さな気づきや行動の積み重ねが、大きな変化を生み出します。その姿勢が新たなつながりや気づきを生み出し、私自身を成長させてくれます。
もし今、困っていることがあれば、ぜひ「未来コーチ」にご相談ください。あなたが新しい一歩を踏み出せるように、心を込めてサポートさせていただきます。



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