top of page

きちんと最後の最後まで伝えることの大切さ

私がこれまでにコミュニケーションしてきた中で、あれ分かりづらいなとそう思うことがいっぱいありました。 その中の1つです。



それは例えば・・


職場では、業務に必要なものについては、担当者が業者に依頼することになっています。



依頼するときに、



「コピーのインクが切れたので交換してもらうよう、連絡していただけますか。よろしくお願いします。」 



と伝えますが、



「コピーのインクが切れたのでよろしくお願いします。」



最後の最後まで、いちいち言わない人もいます。



それは、普段でのコミュニケーションでもよくあることだと思います。



ただし、それを手話でやると、頼まれた相手からにしたら「だから何?」と返ってくるに違いないだろう。



日本手話では、相手に何をしてほしいのかを最後まではっきりと伝えるのです。



「コピーのインクが切れたので交換してもらうよう、連絡していただけますか。よろしくお願いします。」 


のように。



それを日本語では、そこまで言わずに書いたり言うたりすることが多いように思います。



似たようなことで普段の会話でもあると思うのですが、


「だから、何?」と???でした。



つまり、どういうこと?と聞き返したこともありました。 



私が「つまり言いたいことは何?」と聞き返すことで「そんなことわからないの?」と言われたこともたくさんありました。



その時は、聞くことが恥ずかしいことなんかなと思ったり、わかっているようなことを聞かないでという意味なんだろうかとそう思ったりして、相手の言いたいことが掴めず、困ってました。 



それで、私は


「つまり、○○○○ということ?」と


聞き方にするようにしたら、


相手の返ってくる答えは「その通り」


もしくは「いや○○○○ということ」というような答えが返ってくるようになりました。



聞き方にも工夫することで、自分が聞きやすくなったり、相手も答えやすくなりますね。



それは手話だけに限らず日本語でも、最後の最後まで相手に言いたいことをキチンと伝えることが大事であると思っています。



また聞き方を工夫することで、相手に嫌な思いをさせずに、滑らかなコミュニケーションができるかと思います。

 
 
 

最新記事

すべて表示
挫折と向き合って― 小さな挑戦の積み重ねが、自分を支えてくれたこと―

■ 過去の悩みと気持ちの変化 生きていると、思い通りにいかないことや、壁にぶつかることは誰にでもあります。私自身も、これまで何度も立ち止まりながら進んできました。「七転び八起き」という言葉があります。何度転んでも、また立ち上がる。この言葉に、救われたことが何度もあります。 学生時代から人間関係に悩み、高校では学校に通えなくなった時期もありました。社会人になってからも、思うように人と関われず、気持ち

 
 
 

コメント


bottom of page