いろんなことをやるのも良いけど、忘れてはならない大事なこと
- hysbrmk114
- 9月16日
- 読了時間: 3分
向上心があることは本当に素晴らしいことです。新しいことに挑戦したい、成長したいという気持ちは、人生を豊かにしてくれますよね。
ですが、その反面、いろんなことに手を出しすぎてしまい、「何から手をつけたらいいのかわからない」「どれも中途半端になってしまう」と悩んだことはありませんか?
当初私自身は、自分ではそう感じていませんでした。いろんなことを通して成長したいという考えを持っていましたし、両親からも「耳に入る情報が普通の人より少ないから、いろんなことをやってみて」と教えられ育ちました。
そのため、いろんなことをやった方が、それぞれから得られることが他のことに活かせるので、むしろその方がいいと思っていました。
「いろんなことをやりすぎ」と言われた話
あるとき人からこんな指摘を受けました。「みくは、いろんなことをやりすぎ。一つのことに集中して、それができたら次に進むべき。」
その言葉を聞いたとき、少し自分の中で??と感じました。確かに多くのことに挑戦しているけれど、それが悪いことなのか?と。でも、ふと立ち止まって考えてみると、悪いことではないが、その通りでもあると感じています。
多くのことに挑戦するメリットとデメリット
たくさんのことに挑戦することは前にも書いた通り良いことではありますが、何事もバランスが大切と最近感じています。例えば、ナッツは良いと言われているが、食べすぎると体に良くないように、何にでも全力で取り組みことにはメリットデメリットがあると思います。
【メリット】 | 【デメリット】 |
視野が広がり、多様なスキルや知識が身につく | 中途半端になりやすく、成果が見えづらい |
新しい発見や刺激があるため、モチベーションが続きやすい | エネルギーが分散し、疲れやすくなる |
柔軟な考え方や創造力が養われる | 時間やリソースの管理が難しくなる |
「1つに集中する」ことの重要性
「一つに集中する」ことは、単に効率的になるためだけでなく、物事を深く掘り下げ、質の高い成果を出すためにとても重要です。
例えば、仕事やスポーツも、一つのことにじっくり取り組むことで上達が早まりますよね。また、いろんな経験を積むことで自信がつき、次へのステップにつながります。
自分なりのバランスの取り方
とはいえ、いきなり今やっていることを全部やめる必要はなく、小さなゴールを設定し、一つずつクリアしていく習慣をつけるのがいいです。自分のペースを知り、無理せず継続できるスタイルを見つけましょう。また、時には「やりたいことリスト」を見直して、本当に大切なものに絞ることも良いですね。
私の経験からの気づき
私もかつては、あれもこれもとやりすぎて、成果もなかなか出ない時期がありました。しかし、コーチングや振り返りの習慣を通して、「何に本当に時間を使いたいか」「どこにエネルギーを注ぐべきか」が見えてきました。それからは優先順位を意識して、「まずこれをやり切る」→「次にこれをやる」という形で、少しずつ前に進めるようになりました。
「集中」と「多様性」のバランスの必要性を、この年齢になって改めて気づきました。そしてやめるものはやめ、続けることは続けていこうと思っています。(やめるものをやめることは、かなり勇気がいることですが)
最後に
向上心は、人生を豊かにする素晴らしいことです。でも、多くのことに手を広げすぎて自分を見失わないように、もし自分の軸が見えにくいと感じるなら、コーチングを通じて自分自身を深く知ることもおすすめです。あなたのペースで、あなたらしくやっていきましょう。


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