9年目のご挨拶と、感謝・そして、これからのお客様支援について
- hysbrmk114
- 8月1日
- 読了時間: 4分
本日、2025年8月1日をもって、みらいサロンは開業から丸8年を迎えました。
来月9月から、いよいよ活動9年目に突入します。ここまで活動を続けてこられたのは、
ご縁をいただいたクライアントの皆さま、そして応援してくださる皆さんのおかげです。
心より感謝申し上げます。また無理なく継続できているのは、私の活動を理解し、
支えてくれている両親の存在があってこそだと感じています。感謝です。
「手話」から広がる支援のかたちへ
これまで私は、「手話」という専門分野を軸に、指導・コーチング・販路開拓などの支援を行ってきました。講演のご依頼をいただいた際には、これまでの経験や学び、そして関わる上で大切にしていることをお話しさせていただいています。
クライアントさんの目的や目標に寄り添いながら、「手話を教えること」だけにとどまらず、「私だからこそできる支援とは何か」を問い続けてきた8年間でした。
最近では、ある店舗様の販路開拓を手話を通じて支援し、「聞こえないお客様にも安心してご利用いただける環境づくり」のお手伝いをさせていただく機会もありました。
そして今後は、「手話」に限らず、お客様が抱えるさまざまな課題やお困りごとに対して、これまでに培ってきたスキルや経験を活かし、より幅広いサービスを提供してまいります。
つまり、「手話の人」にとどまるのではなく、「困りごとの解決に何ができるかを考え、それを提供し、支援する人」としての在り方を大切にしながら、これからも活動を続けていきたいと考えています。
感謝の気持ちを込めて──継続率71.4%
開業以来、14名以上のクライアントの皆さまと出会い、そのうち10名の方に継続して受講いただいています。継続率にすると約71.4%。とてもありがたく、日々の励みになっています。
あるクライアントさんから、こんな嬉しいお声をいただきました。
「音声と手話の両方でレッスンしてもらえるのが、安心感につながっています。未来先生が口話もできるので、初心者の私でもとてもわかりやすく、受講しやすいです。物事の捉え方や考え方も、私にとって刺激的で、考え方が変わりました。また、マンツーマンだからこそ、自分に合った環境で楽しく学べています。」
このようなお声をいただいて、私自身も「もっと学び、進化していきたい」と感じました。ともに歩んでくださるクライアントさんと、私も一緒に成長していける存在でありたいと思っています。
小規模企業・サービス業との連携へ──新しい支援のかたち
これからは、小さな店舗やサービス業の皆さまとも連携しながら、「手話」という枠にとらわれず、お客様の“困っていること”に寄り添うサポートを広げていきます。
これまで、当サロンでは以下のような支援を行ってきました:
🔹 聞こえないお客様への接客環境づくり
現状をヒアリングしたうえで、サービスや対応の課題を整理し、改善策のご提案・実行をサポートしました。
🔹 手話や手話動画を使った安心感のある接客づくり
基本的なことから日常会話までの幅広い手話や、手話を使った動画の制作を通じて、聞こえない方への伝わりやすさを伝えました。
🔹 多様な情報の伝え方(情報保障)の導入支援
筆談ボードや音声認識アプリの活用、字幕つき動画の導入など、聞こえる・聞こえないに関係なく伝わる工夫をご提案しました。
🔹 わかりやすい案内表示・サインの整備
店舗の中で「どこに何があるか」がひと目で分かる表示や誘導サインの整備もアドバイスしました。
🔹 ろう者との実践的なコミュニケーション支援
手話だけでなく、ろう文化や考え方への理解を深めることで、「どう接すればよいか分からない」という不安にも寄り添った支援を行いました。
企業の取り組みによっては、国や自治体の助成金制度を活用できる場合もあります。当サロンでは申請代行は行っておりませんが、制度の有無にかかわらず、企業やサービス業の皆さまが目指す目的に応じて、お困りごとの解決に向けて、自分にできることを皆さんと一緒に考え、進んでいきたいと思っています。
これからも、皆さんと共に
これからも、これまで支えてくださった聴覚障害者関連の団体の皆さん、そして手話通訳士・
通訳者の皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、一人のろう者として支援をいただきながら、社会とのつながりを大切にしながら活動を続けてまいります。
また、これからは「手話」にこだわることなく、お客様の課題に応じて、私自身のスキルを活かし、お一人おひとりに必要なサポートを届けていきます。
これからも、皆さんの可能性と未来を支える存在であり続けられるように。そして、社会に貢献できるよう、これからも精進してまいります。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。



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