手話を学ぶことで得られること
- hysbrmk114
- 1月19日
- 読了時間: 4分
更新日:1月20日
手話を学ぶことは、新しい言語を覚えるということ。また 人との関わり方や、物事の見え方そのものを広げてくれる学びにもなります。「話す」「聞く」だけがコミュニケーションではありません。
ここでは、手話を学ぶことで得られるものについて、ご紹介したいと思います。
1.コミュニケーションの幅が広がる
手話を学ぶことで、聴覚に障がいのある人たちと、 直接コミュニケーションを取れるようになります。
これまで出会えていなかった人と出会い、 その人の考え方や経験に触れる機会が生まれます。
また、騒がしい場所や緊急時など、 音声でのやりとりが難しい場面でも、 手話は有効なコミュニケーション手段になります。
「伝えたい」「分かり合いたい」という気持ちを、 別の形で届けられるようになることは、大きな力になることもあるかもしれません。
2.新しい文化への理解が深まる
手話は、単なる手の動きのではありません。 そこには文法があり、表現があり、 そして文化があります。手話を学ぶことで、 聴覚障がい者のコミュニティが大切にしてきた歴史や価値観、 世界の捉え方に触れることができるでしょう。
それは「違いを知る」だけでなく、 「違いを尊重する」感覚を育ててくれます。多様性を自然に受け入れられるようになることは、 これからの社会を生きるうえで、とても大切なことだと思います。
3.脳が活性化し、認知能力が高まる
言語学習全般に言えることですが、 手話の学習も脳をしっかり使います。
手話では、以下のことを同時に行います。
見て理解する
動きを覚える
空間を意識する
そのため、記憶力や 空間認識能力などが刺激され、 脳の活性化につながると考えられます。「体や脳を使って覚える言語」だからこそです。
4.表現力が豊かになる
手話は、手だけで伝える言語ではありません。 表情や視線、体の動きなど、 全身を使って意味や感情を表現します。
そのため、自然と「相手の表情をよく見る」「気持ちを汲み取ろうとする」力が身についていきます。
これは、音声を使った日常の会話においても、 相手との関係をより良くする助けになります。「伝える力」は、手話以外の場面でも活きていきます。
5.キャリアの可能性が広がる
手話のスキルは、 医療、教育、福祉、接客、エンターテインメントなど、 さまざまな分野で活かすことができます。専門的に学べば、手話通訳士という道もありますし、 そうでなくても、 職場で多様な人と関われる力は大きな強みになると思います。
「誰かの困りごとにサポートする」「橋渡しができる」そんな存在として、社会に関わる選択肢が広がっていくでしょう。
6.個人的な成長と共感力が育つ
手話を学ぶ過程では、 思うように伝わらないもどかしさや、 何度も練習する根気が必要になることもあります。
その経験を通して、 忍耐力や集中力、 そして「相手の立場で考える力」が育っていくでしょう。
聴覚に障がいのある人の視点を知ることで、これまで当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかったと気づくこともあるでしょう。
その気づきは、 大きな一歩です。
◼️ 手話を学ばないと、どうなるのか
手話を学ばないからといって、 すぐに困ることが起きるわけではありません。ただ、ひとつ言えるのは、 出会えるはずだった人や、 知れたはずの世界に触れにくくなるかもしれません。
◼️ コミュニケーションの機会の喪失
聴覚に障がいのある人と、 直接やりとりする手段を持たないままだと、 関わる機会そのものが少なくなります。それは決して「悪いこと」ではありませんが、 少しもったいないことかもしれません。
◼️ おわりに
私にとって手話は、 学んで身につけたスキルというより、 生活の中に自然にある「言語」です。だからこそ、 手話を学ぶことで広がる世界を、 多くの人にも知ってもらえたらと思っています。
手話は、 「特別な人のためのもの」ではありません。表現を豊かにしたいとか、もし少しでも興味を持ったなら、 まずは知ることから、触れることから始めてみてくださいね。
その一歩が、 あなた自身の世界を広げてくれるはずです。



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